ポケポケ(ポケモンカード アプリ)リーフィアexデッキ(メガヤンマ型)のレシピ解説記事です。各カード解説やデッキの回し方、デッキが完成する過程なども掲載しています。拡張パック「超克の光」追加後の環境になります。
昨日3月6日より開催された「超克の光 エンブレムイベントSP」5連勝イベントでは初の1発クリアを達成し、かなり強いデッキになります。リーフィアexデッキの中でもおそらくもっとも強い形の結論になるので(自身あり)、しっかり解説しているので良ければ最後までご覧ください。
リーフィアexデッキ(メガヤンマ型)のレシピ


- エネルギー:草
- ヤンヤンマ2、メガヤンマex2、リーフィアex2、イーブイ2、スピーダー2、モンスターボール2、ポケモン通信、ゴツゴツメット2、博士の研究2、エリカ2、アカギ
ヤンヤンマ(デ)、メガヤンマex(デ)、リーフィアex(超)、イーブイ(ピ、リ、ミ)、スピーダー(シ)、モンスターボール(シ)、ポケモン通信(デ)、ゴツゴツメット(パ)、博士の研究(シ)、エリカ(リ)、アカギ(パ)
最強の遺伝子(ピ:ピカチュウ、リ:リザードン、ミ:ミュウツー)、幻:幻のいる島、時空の激闘(デ:ディアルガ、パ:パルキア)、超:超克の光、プ:プロモパック、シ:ショップで入手
デッキコンセプト・各カードの解説
拡張パック「超克の光」より追加されたリーフィアexを軸にしたデッキ。相方にはメガヤンマexを採用し、リーフィアexの特性「もりのいぶき」の草エネ加速により速い攻めが可能となります。
リーフィアexの「もりのいぶき」の対象は草ポケモンなので注意。(アルセウスなんかにはエネつけれません。)
イーブイは安定の固定ダメージタイプを採用。


メガヤンマexは3エネで高火力なのでリーフィアの特性と相性が良いです。


ゴツゴツメットは強いので2枚採用。
スピーダーは重要なので2枚採用(後で解説します)。
ポケモンの引きを安定させるため、ポケモン通信を1枚採用。



草タイプの特権であるエリカはカードパワーが強いので2枚採用。
アカギは強いので1枚採用。ゴツゴツメットとのシナジーもあり。


モンスターボール、博士の研究は強いので2枚ずつ採用。


デッキの回し方
初手イーブイが引けていたら場に出し、開始。情報与えないためにベンチは出さなくていいです。
初ターン、イーブイ1、ヤンヤンマ1になるよう場に出し、ゴツゴツメットを前のポケモンに付けてエンド(2枚あれば2匹ともに付ける)。スピーダーがあっても入れ替えなくていいです(ナツメが裏目なので)。先行なら初ターン、ヤンヤンマ出さなくていいです(次のターン攻撃できないので)。
あとは決まった動きはなくて、流れって感じです。
ポケモン通信は欲しいカードがあるときに常に焦って使う必要はないです。たねポケモンはモンスターボールがある分引きやすいので、手札に1枚しかないexポケモンを戻して無理に引きに行くべきかなど色々考慮しましょう。別の例では、ポケモンを1枚引けば確率が上がるような状況で、1ターン有余がありそうな場合に温存するなど。
基本的にはリーフィア1、メガヤンマ1での勝負になります。無駄にポケモンを出せば、入れ替えられて不利になる可能性を生みます。また、ポケモン通信で引き切ったたねを戻すことでモンスターボールが無駄にならなかったり。上手く回れば、ex3匹で有利に戦うこともできるので、色々とケースバイケースですが、あらゆる可能性を考慮することで勝率は上がっていきます。


デッキがこの形になった理由
リーフィアexを生かすためには序盤から前に出して特性を使っていく必要があり、先にやられる可能性が高くなります。そのため、(あと1ポイントで負けなので)相方はexポケモンがベストです。よって、相性の良い草ポケモンは、メガヤンマex、セレビィex、フシギバナexあたりかと思います。最初にセレビィexを試してみましたが、強くなかったです。セレビィのワザの1エネあたりの期待値が25ダメージと、かなり低いためでした。次にメガヤンマexを試しましたが、強かったです。フシギバナexは試さずに、リーフィアexの結論はこれ(メガヤンマex型)だと確信しました。


メガヤンマexの良いところは、
- 全ポケモン逃げエネ1のため、リーフではなくスピーダーを積める。
- ワザが高火力なためexポケモン以外は基本1撃、exポケモンなら2発で倒せる。
- (2進化ではなく)1進化のため安定する。
よって、最初のデッキの確定枠は、リーフィアex2、イーブイ2、メガヤンマex2、ヤンヤンマ2、モンスターボール2、博士の研究2、エリカ2の14枚となります。
イーブイは固定ダメージタイプを採用しています。ダメージは出せたほうがいいので、「なきごえ」持ちのプロモ版はなし。「れんぞくステップ」持ちは、期待値20ダメージで変わらずですが、失敗するとダメージが入らずにアカギの対象にとれないのでなし。よって1コス固定20ダメージのこのタイプが一番優れています。



残りの6枠は一旦、スピーダー2、ゴツゴツメット2、アカギ1、ポケモン通信1とします。
僕の構築ではスピーダー、リーフからデッキに合うほうを2枚積むのが基本なので、まずはそうしました。
ゴツゴツメットはかなり強いカードととらえているので、とりあえず2枚。
ゴツゴツメットが強い理由は、
- サポートではないため使用に制限がない。
- アカギの対象を作ってくれる。
- (序盤は特に)攻撃しない可能性を生む。
- 1発受けるたび20ダメージと、カードパワーが高い。
大きなマントがゴツゴツメットに勝るのは、「1撃ラインから外してくれることがある」という点ですが、うまく刺さる確率は低いです。これらすべてを踏まえ、ゴツゴツメットは大きなマントよりも圧倒的に強いです。

同じくアカギもかなり強いカードなので1枚。使い方は基本フィニッシャーなので1枚あれば十分です。
アカギが強い理由は、
- 残り1撃ラインで逃げられたポケモンを引っ張れる。
- 相手がポイント配分1-1-2で行こうとしているのを、exポケモンをアカギで引っ張って1-2で終わらせられる。
という、アカギもゴツゴツメットも相当強く、シナジーがあるのでどちらも採用したいカードです。
そして最後にポケモン通信を1枚。どちらも1進化であり、(リーフィアは特に)序盤で必要なのでポケモン通信が有効です。さらに採用ポケモンも少ないため、精度高く使えるのでこのデッキに適しています。
という感じでとりあえずのデッキが完成。
実際に回してみて、1か2枚で疑問だったスピーダーが重要だということに気づきました。
後攻1ターン目、イーブイ前、ベンチのヤンヤンマに草エネを付けてエンド。2ターン目リーフィア、メガヤンマに進化。メガヤンマに1エネ付け、リーフィアの特性でさらに1エネ。スピーダーで入れ替え、メガヤンマで攻撃120ダメージ。という動きをスピーダーが可能にしてくれました。また、メガヤンマは攻撃すると1エネトラッシュのため、スピーダーが重要な場面は多かったです。
という感じで、デッキ調整ではスピーダーは2枚必要だということがわかり、きれいな形でまとまったデッキとなります。
また、全ポケモン、ワザに必要なエネがほぼ無色エネだということから、水エネのみに設定し、グレイシアexを1枚採用した形も試しました。それによってカードパワーの高いカイを採用することができます。高火力に1撃されてしまうと回復カードを使う間がないのでゴツゴツメットは大きなマントに変更。しかし、グレイシアは水タイプなのでリーフィアによるエネ加速の対象にならず、ポケモン通信の精度が落ち、回復カードはエリカ2枚で十分だということで、結論強くなかったです。


このデッキは1進化の早いデッキのため、時間をかけると2進化のカードパワーの強いデッキや、パルキアなどの1撃系に不利になります。エリカはカードパワーが強いので2枚採用しますが、ゴツゴツメット2、アカギ1、スピーダー2と素早く攻めれるこの構築がベストだという僕の結論です。
イーブイ「れんぞくステップ」(幻)、イーブイ「でんこうせっか」(デ、パ)、イーブイ「なきごえ」(プ)、大きなマント(デ)、グレイシアex(超)、カイ(超)
最強の遺伝子(ピ:ピカチュウ、リ:リザードン、ミ:ミュウツー)、幻:幻のいる島、時空の激闘(デ:ディアルガ、パ:パルキア)、超:超克の光、プ:プロモパック、シ:ショップで入手
まとめ
今回は「超克の光」環境、リーフィアexデッキ(メガヤンマ型)を紹介しました。
リーフィアexの特性「もりのいぶき」で、自身やメガヤンマexの草エネを加速させて早く倒しきるデッキになります。今シーズンはおそらくアルセウスexデッキが最強かと思いますが、それに次ぐ2番目に強いデッキかなといった印象です。サクサク回せて強いので、是非使ってみてください。